今年で6年目のわら細工教室は、今までよりももっと身近に“わら細工”に親しめるような内容に、柔軟にアレンジして開催します。
藁(わら)を綯う(なう)ことを覚えると、どんな形も生み出せるようになるわら細工。基本の動作は「綯う」ことです。
●藁2本で綯えば細い紐
●藁6本で綯えばちょっと太いロープくらいの太さ
●そこに「足し藁」して延々と綯い続ければ長〜いロープに
●細くて5mほどの長い紐が綯えれば、それを使って鍋敷きなどが作れます
●細くて短い紐状に綯ったものを、曲げて、結んで、成形すれば亀が作れます
●太く綯ったしめ縄を、曲げて、結んで、成形すれば酉が作れます
などなど
縄を綯えるのはモノづくりの始まり
綯うって面白いのです。
縄を綯えるってモノづくりの始まりなのです。
この「綯う(なう)」という構造は、簡単に言えば「撚る(よる)」ことであり言い方をかえれば「ねじる」「ひねる」などと同じこと。
素材を藁ではなく、棉(わた)に置き換えると同じ動作で「紡ぐ(つむぐ)」という言葉に変わります。これらの構造はすべて同じなのです。
手仕事の教室〈暇 itoma〉で開催している教室には各種いろいろありますが、ほとんどに共通していることは、実はこの「なう・よる・ねじる・つむぐ」に共通する同じ動作が原点となっているものばかりです(金継ぎ教室以外)。
わら細工の動作は、素材である藁を手のひらで転がして綯います。糸紡ぎは指先で撚りをかけますが、わら細工は手のひらを大きく使って綯います。その心地よさを、どうぞ楽しんでみてください。個人的には、スマホ使いで凝り固まった手の形を、心地よくほぐしてくれるのが縄綯いだと感じています。
年末恒例 亀の会 【完全予約制】
思ったよりもシンプルな構造で誰でも作りやすい亀
【開催日】
12月 7日(土)13:00 – 15:00 終了しました
年末恒例 しめ縄の会 【完全予約制】
お正月に相応しいごぼうじめや房(タッセルに似ているもの)、しゃもじなどを作ります。
【開催日】
12月16日(月)13:00 – 15:00 終了しました
鍋敷きの会 【完全予約制】
【開催日】
2025年 1月 20日(月)13:00 – 15:00 定員:5人【満席】
2025年 2月 15日(土)13:00 – 15:00 定員:5人【満席】
【場所】
手仕事の教室「暇 Itoma」オーロラキッチン 2階
【受講料】*すべての会で同料金です。
*お支払いは現金のみ/恐れ入りますが、お釣りのないようにご協力ください。
4,500円(税込・材料費込み)
【持ち物】
とくにありません。道具はすべてご用意しております。
あぐらをかいて縄をないます。あぐらがかけて汚れてもよい服装でご参加ください。
【お申し込み方法】
お申し込みは随時受付中。当店営業時間内にお電話ください。営業時間は当ページ最下部に記載しております。
TEL:026-217-7247
お申込の際のお願い
お申込み後のキャンセルは、開催2営業日前までに必ずお電話にてお申し出ください。開催当日の体調不良などによる急な都合の場合はこの限りではございません。
次のことにご理解とご協力をお願いいたします。
○参加当日や、それ以前から体調が思わしくない方や、ご家族に同様の症状がある方は、参加のキャンセルをお願いします。その際のキャンセル料はいただきませんのでご安心ください。教室は繰り返し開催していく予定で、この日限りのものではありません。いつでもまたご参加いただける機会はございますので、気持ちに余裕を持ってキャンセルを、お願いいたします。
○「普通の風邪症状」という方もご参加はご遠慮くださいませ。
*当店で開催している教室はすべて大人の方を対象としております。手仕事の一つとしての習い事ですので、意外と習う機会の少ない大人の方々のために行っています。
なお、小さなお子さんをお連れになってのご参加は、当店内が狭いためお断りしております。ご理解いただければ幸いです。
過去の開催内容
2023年 あわじ結びの会・しめ飾りの会
2022年 注連縄講習会 @ラボラトリオTuLuuga(ツルーガ/長野市) 講師:(株)わらむ 代表 酒井裕司さん
2021年 藁細工教室 亀・酉・創作 / 講師:(株)わらむ 代表 酒井裕司さん
2020年 藁細工講習会 亀・ごぼう締め / 講師:南信州米俵保存会 代表 酒井裕司さん
2019年 しめ飾り・桟俵(さんだわら)作り 講習会 / 講師:南信州米俵保存会 代表 酒井裕司さん